令和6年度福島県産農産物等流通実態調査結果について
2025年03月18日
農林水産省は、福島復興再生特別措置法に基づき、福島県産農産物等の生産・流通・販売段階の実態を調査を行った結果、以下のような実態が明らかとなった。
●重点6品目(米、牛肉、桃、あんぽ柿、ピーマン、ヒラメ)
○出荷量
・桃、ヒラメの令和5年の出荷量は、震災前を上回った。
・米、干し柿は、全国的に出荷量が減少する中で、福島県産も減少。
・肉、ピーマンは、減少傾向で推移。
○価格
・ピーマン、ヒラメの令和6年度の価格水準は、全国平均を上回っている。
・米(令和5年産)は、全国平均を下回っている。
・牛肉、桃、干し柿は、全国平均を下回り、震災前の水準にも戻っていない。
●事業者・消費者アンケートの結果、消費者の福島県産品に対する購入姿勢について、消費者自身は比較的「前向き」に評価している一方、小売・外食業者は概ね「中立的」と評価していることが判明。
●マーケティング実証調査により、消費者が情報を見るシチュエーションごとに、福島県産の評価向上に効果的な情報は異なるため、訴求する場面に合わせたPRが重要であることが確認された。
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