提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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(農研機構)極早生で良食味のニホンナシ新品種「蒼月」-ミルキーな甘い香気を持つ大果の青ナシ-

2025年8月12日

農研機構は、極早生でミルキーな甘い香気を持ち食味に優れる青ナシ「蒼月」を育成した。 ・関東以南の地域では露地栽培で7月下旬から収穫できるため、ニホンナシの需要が高い7月下旬から8月中旬ごろに出荷できる。 ・「幸水」とほぼ同じ大きさで極早生品種としては大果であり、「幸水」より果肉が … 全文を読む>>

(農研機構)世界初の難脱粒性・難穂発芽性を併せ持つソバ新品種「はるかみどり」ー関東以南でのソバの安定生産に貢献ー

2025年8月 8日

農研機構は、脱粒しにくく、穂発芽しにくい特徴を併せ持つ世界初のソバ新品種「はるかみどり」を育成した。脱粒および穂発芽はソバの収量と品質を大きく左右する要因であり、本品種の導入により安定した生産が期待される。 関東以南の春まき栽培と夏まき栽培のいずれにおいても、主要品種と同等以上の … 全文を読む>>

(農研機構ほか)植物は"危険サイン"により寄生線虫を察知-糸状菌や昆虫も同じ仕組みで認識している可能性-

2025年8月 4日

理化学研究所、農研機構らの国際共同研究グループは、植物が植物寄生線虫のような動物型の病原体を分子レベルで認識する仕組みを初めて明らかにした。本研究成果は、世界中で甚大な農業被害を引き起こしている植物寄生線虫に対する免疫メカニズムの理解を深めるとともに、広範な病原体に抵抗性を持つ作 … 全文を読む>>

(農研機構)カンキツの高品質果実生産技術「シールディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)」の適用可能な園地が拡大-階段畑用「片側S.マルチ」で傾斜地でも利用可能に-

2025年7月31日

農研機構は、カンキツの高品質果実生産技術である「NARO S.マルチ」を技術改良し、平坦地だけでなく階段畑でも適用可能とした「片側S.マルチ」を開発した。 片側S.マルチは、排水設計された階段畑の園地において、植列の山側のみに専用のNARO S.シートを埋設した上で、地表面をマル … 全文を読む>>

(農研機構)高精度ゲノム情報から見えてきた日本とアメリカの大豆の違い-ゲノム情報を利用して安定多収・高品質品種の開発を加速-

2025年7月25日

農研機構は、日本の代表的な大豆品種「エンレイ」を含む複数の品種について、最新のロングリードDNAシークエンサを用いて精度の高い全ゲノム情報を明らかにした。さらに、これらのゲノム情報と独自開発のデータ解析技術を用いて日本品種と米国品種のゲノムを詳細に比較した結果、莢(さや)のはじけ … 全文を読む>>

(農研機構)かぼちゃ新品種「栗のめぐみ2号」を育成-着果位置が揃い収穫作業の負担を軽減、端境期出荷も可能-

2025年7月23日

農研機構は朝日アグリア(株)と共同で、かぼちゃ新品種「栗のめぐみ2号」を育成した。 栽培初期のつるが短いことから管理作業を省力できるほか、着果位置が揃うため果実を見つけやすく、収穫作業時の負担を軽減できる。国産かぼちゃの需要が高い秋から冬季の端境期での出荷が可能で、果肉の糖度が高 … 全文を読む>>

(農研機構)イネの種子伝染性細菌病を微生物の力で防除-テイロシン生産内生細菌を活用した病害防除技術の開発へ-

2025年7月18日

もみ枯細菌病および苗立枯細菌病は、イネの種子伝染性の難防除細菌病である。国内で栽培されている主要なイネ品種には、これらの病害に対する抵抗性の品種がなく、現在は殺菌剤などで防除されているが、殺菌剤耐性菌の出現が問題となっている。 農研機構は、これらの病害の発症を抑える有用なイネの内 … 全文を読む>>

(農研機構)転炉スラグ肥料の利用でイネの発芽・発根・出芽が促進されることを発見-播種前の作業時間の短縮や負担軽減にも期待-

2025年7月11日

農研機構は、産業振興(株)との共同研究で、イネの種もみを水に浸して水分を吸収させる浸種作業時に転炉スラグを原料とする肥料を浸種液に混和することで、発芽時間の短縮、発根の促進、出芽率の向上といった効果があることを確認した。また、浸種中の水の交換作業や発芽を促す催芽作業を省略しても、 … 全文を読む>>

温暖地でのフルチアセットメチル乳剤を活用した 大豆狭畦栽培による難防除雑草帰化アサガオ類防除技術

2025年7月 7日

温暖地でのフルチアセットメチル乳剤を活用した 大豆狭畦栽培による難防除雑草帰化アサガオ類防除技術

はじめに  近年、国内の農耕地では難防除雑草である「帰化アサガオ類」が侵入し、急速にまん延拡大している。帰化アサガオ類とは、外国から日本に侵入し、水田転換畑や飼料畑で雑草害を発生させているサツマイモ属の一年生植物の総称である。北南米・熱帯ア … 全文を読む>>

(農研機構)外来DNAをもたないゲノム編集植物の作出を大幅に効率化-ゲノム編集の適用作物拡大に期待-

2025年7月 4日

農研機構は、外来DNAをもたないゲノム編集植物の作出に当たり、植物の細胞間を移動できるウイルス由来のベクター(遺伝子の運搬役)を用いるゲノム編集の方法を開発している。 今回、農研機構と東京大学、龍谷大学の研究グループは、小型でゲノム編集効率が高いゲノム編集酵素である改変AsCas … 全文を読む>>

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