(農研機構)AIを用いたモモ樹の水ストレス画像診断技術を開発-適切なかん水判断を可能に-
2025年3月24日
農研機構は、深層学習を利用したAIにより、モモ樹の水ストレス状態を画像診断する方法を開発。この方法では、樹を撮影した動画を解析することにより、樹体の大きい果樹でも画像診断が可能である。樹の水ストレス程度を簡便に推定することで、適切なタイミングでのかん水が可能となり、果実の品質向上 … 全文を読む>>
提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ
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2025年3月24日
農研機構は、深層学習を利用したAIにより、モモ樹の水ストレス状態を画像診断する方法を開発。この方法では、樹を撮影した動画を解析することにより、樹体の大きい果樹でも画像診断が可能である。樹の水ストレス程度を簡便に推定することで、適切なタイミングでのかん水が可能となり、果実の品質向上 … 全文を読む>>
農研機構で開発したNARO S.マルチは温州ミカン等において、樹体に適度な乾燥ストレスを付与することで安定的に高品質果実を生産するための技術である。この技術の導入には排水設計の事前診断が望ましく、専用資材等の購入・施工が必要である。また、導入後は気象や土壌の状況に応じて灌水が必要 … 全文を読む>>
2025年3月12日
農研機構、量子科学技術研究開発機構、筑波大学、東京大学の研究グループは、アズキの近縁種の中でも最も塩害に強いハマササゲがもつ耐塩性機構を明らかにした。 ●他の植物より多くのナトリウム排出ポンプの遺伝子(SOS1)が根で発現し、高いナトリウム排出能力を持つこと ●根の内皮に他の植物 … 全文を読む>>
植物群落の結露は、いもち病などの病害発生の原因となるが、農研機構と北海道大学低温科学研究所は、熱と水蒸気の出入りを考えた理論的な方法によって、植物群落の結露のしやすさ(結露速度)と気象条件との間の関係を世界で初めて明らかにした。 群落の結露速度は3つの気象条件(気温、相対湿度、有 … 全文を読む>>
国際農林水産業研究センター(国際農研)は、タイ農業局と共同で実施してきた45年以上にわたる化学肥料と有機物の農地施用に関する長期連用試験データを解析し、畑地での化学肥料と有機物施用の組合せが土壌炭素貯留量の増加に効果的であることを明らかにした。今後、さらなる長期連用試験データの分 … 全文を読む>>
2025年3月 6日
はじめに 焼酎造りが盛んな南九州には160を超える蔵元があり、さまざまなカンショの品種が焼酎の原料に使われているが、「コガネセンガン」はその主力品種として南九州で栽培されているカンショ品種のシェア5割を占め、基幹品種として地域農業および焼 … 全文を読む>>
国際農林水産業研究センター(国際農研)は、開発途上地域で入手困難な液体窒素などの凍結剤を使用せずに植物の遺伝子の発現量を解析するための新たな手法を開発した。 本研究の成果により、圃場における植物の分子生理的な応答の理解や、栄養欠乏や病害といったストレスに応答するメカニズムの解析な … 全文を読む>>
農研機構は、ゲノム編集技術により得られた天然毒素の少ないジャガイモに関して、令和7年度の野外栽培実験を令和7年3月より開始する。 ジャガイモのイモ(塊茎)は、陽に当ると緑化した皮や芽の部分に、食中毒の原因となるソラニンやチャコニンなどの天然毒素(ステロイドグリコアルカロイド)が蓄 … 全文を読む>>
農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターは、特定外来生物に指定されており、水稲栽培で問題となる難防除雑草ナガエツルノゲイトウについて、水稲移植栽培期間中の除草剤体系処理による3通りの防除技術を開発した。この技術を2年間継続すると、ナガエツルノゲイトウがまん延 … 全文を読む>>
2025年2月 5日
ヒガシマル醤油(株)と農研機構は、醤油醸造に適した大豆新品種「たつひめ」と小麦新品種「たつきらり」を共同研究により開発した。 「たつひめ」は病害に強い多収品種であり、早生(わせ)の多収品種である「たつきらり」は現行品種で晩生(おくて)の「ゆめちから」との作期分散が実現できるため、 … 全文を読む>>