(農研機構)温暖化に対応したミカンとアボカドの適地予測マップ-各産地での気候変動適応計画の策定に活用できる-
2025年03月11日
農研機構は、今世紀半ばおよび今世紀末におけるミカンとアボカドの適地移動を予測し、個々の産地レベルで適地分布を確認できる詳細なマップを開発。
また、予測を分析した結果、以下が明らかとなった。
(1)ミカンの適地は徐々に北上するが、適地よりも高温となる地域の多くはアボカドの適地となるため、ミカンからより温暖な気候を好む他のカンキツへの転換だけでなく、アボカドへの転換も適応策のひとつとなり得る
(2)現在のミカン産地の存続に、地球規模の温室効果ガス排出量削減が大きく影響する
(3)アボカドについては、今世紀半ばには、本州等の沿岸部の一部が栽培適地となり、適地面積は現在の2.5倍以上に拡大する
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