提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業のポータルサイト みんなの農業広場

MENU

トピックス



(タキイ種苗)『2025年度 家庭菜園に関する調査』を発表

2025年03月07日

タキイ種苗(株)は、全国の20歳~69歳の男女600人を対象に、家庭菜園に特化した調査を実施。経験年数による差に焦点を当てて考察し、「2025年家庭菜園に関する調査」として公表した。


●家庭菜園の経験年数
「1年未満(20.5%)」「1~3年未満(31.3%)」の『初級者』が約半数。
「3~5年未満(20.3%)」の『中級者』が約20%。
「5~10年未満(11.8%)」と「10年以上(16.0%)」の『上級者』が約30%。


●家庭菜園に取り組む月
4~9月の暖かい時期で、7月が最多。春夏にかけて家庭菜園に取り組む人が多く、初心者でもはじめやすい傾向が見られた。


●育てたことがある野菜
「トマト(71.5%)」「きゅうり(45.8%)」「ピーマン(39.5%)」がトップ3にランクイン。
経験年数により育てた野菜のバリエーションに差があるが、1位「トマト」は共通で、幅広い人に愛され続ける野菜と判明。


●野菜を育てて良かったこと
「育てる喜びを知ることができた(39.8%)」が全体でダントツ1位となっているが、経験年数が上がるにつれて「新鮮で安全な野菜を食べられた」「庭の有効活用になった」など多様な項目に広がっている。


●『初級者』と『中級者』に立ち塞がる「家庭菜園継続3年目の壁」
現在家庭菜園をしている人では、継続意向が8割を越えるのに対し、経験年数別では、『初級者』から『中級者』に移行する3年目に継続の壁が見られる。


●家庭菜園の課題
『上・中級者』で「虫・病気対策」「天候」など物理的な項目が平均より高く、『初級者』は「時間がない」が高い傾向。
「育てる野菜選び」「情報の取得」が高い『中級者』は、上達するための課題に取り組む。


その他、詳細はこちらから