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(国際農研)45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明-熱帯地域の環境負荷軽減と土壌肥沃度向上の両立に貢献-

2025年03月10日

国際農林水産業研究センター(国際農研)は、タイ農業局と共同で実施してきた45年以上にわたる化学肥料と有機物の農地施用に関する長期連用試験データを解析し、畑地での化学肥料と有機物施用の組合せが土壌炭素貯留量の増加に効果的であることを明らかにした。今後、さらなる長期連用試験データの分析を進め、日本とタイの研究機関との連携を強化しつつ、土壌炭素貯留ポテンシャルの広域評価を目指すこととしている。
本研究成果は、熱帯型土壌炭素動態モデルの構築に大きく寄与するとともに、環境負荷軽減と土壌肥沃度向上を両立する持続可能な農業の確立に貢献することが期待される。


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