(南九州大学ほか)ハスモンヨトウのオスの発生を止める新規共生ウイルスを発見
2023年12月06日
南九州大学と農研機構などの研究グループは、農業害虫であるガの1種であるハスモンヨトウに共生し、オスの卵発生を止めることでこのガをメスのみにするウイルスを発見した。
この研究により、同様の宿主オスの発生を止めるという形質は系統的に遠く離れたウイルスに共通して見られることが明らかになり、それぞれのウイルスが独自に獲得した形質である可能性が示された。将来的には、ウイルスによる生殖操作を利用した害虫防除法への応用が期待される。
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