提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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大豆・麦




【埼玉県】大豆栽培における高速畦立て播種機を活用した湿害対策の実証(令和6年度全国農業システム化研究会実証調査)

2024年07月04日

●実証機関:埼玉県東松山農林振興センター
●実証地域:埼玉県鳩山町
●実証品目:大豆(白光)


●実証地域の状況
 当地域は、3年1巡のブロックローテーションを導入し大豆栽培に取り組んでいますが、大豆の収量は年々減少しています。また、ほ場は谷津田に位置し、丘陵部からの浸透水により地下水位が上昇しやすい環境です。そのため、播種期が梅雨と重なると、土壌が過湿になり、播種作業の遅延や出芽不良による生育量の不足が減収の原因となっています。
 そこで、排水対策の徹底と耕起及び播種様式の違いによる湿害対策を実証し、当地域に適した安定栽培技術の提案と定着化を図ることとしました。


●実証の概要
播種様式の違いによる湿害軽減効果の実証と慣行栽培の収量性・品質・経済性、播種後の排水性の比較検討


○トラクタ(クボタ SL540CQGSPC2P)+高速畝立てディスク(小橋工業 HDR200)+高速播種機(アグリリサーチ HUD-2)【実証区1】
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○トラクタ(クボタ FT300HFQMAEPC2QF5)+部分浅耕播種用カルチ爪+播種機【実証区2、実証区3】
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●作業計画
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