【岩手県】スマート農業技術による稲作経営の確立に関する実証調査(令和4年度全国農業システム化研究会実証調査)
2022年08月30日
●実証機関: 岩手県中部農業改良普及センター
●実証地域: 岩手県花巻市
●実証品目: 水稲
●実証地域の状況:
実証地域では、県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」のブランド確立のため、食味・品質を重視した栽培管理を実施しています。「銀河のしずく」作付面積の拡大に伴い、省力的な水管理システムやセンシング技術などのスマート農業技術を活用して、食味・品質を安定的に確保することが課題となっています。
1.食味・品質の安定的な確保のため、生育データの有効活用に期待
2.良好な生育確保のため、水管理の徹底が必要
3.高品質・収量安定確保のため、病害虫・雑草の適期防除が必要
●実証の概要:
「銀河のしずく」の食味・品質、収量目標の確実な達成のため、スマート農業技術を活用した生産体系の構築に向け、以下の実証調査を行う。
①前年生育データに基づく移植同時可変施肥による生育ムラの低減実証
【目標】単収540kg~600kg
玄米タンパク質含有率6.3%以下(水分15%換算値)
②農業用ドローンによる農薬散布作業の省力・低コスト化実証
③ほ場水管理システムによる省力的な水管理実証
○可変施肥田植機(直進アシスト)(NW8SA)
○ほ場水管理システムWATARAS
○農業用ドローン(T30K)
○食味・収量メッシュマップコンバイン(DR6130S-PFQW-C)
●作業計画:
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