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【鹿児島県】かんきつ栽培における農業用ドローン散布技術の確立(令和6年度全国農業システム化研究会実証調査)

2024年06月21日

●実証機関:鹿児島県農業開発総合センター園芸作物部農機研究室
●実証地域:鹿児島県南さつま市、いちき串木野市
●実証品目:かんきつ


●実証のねらい
 かんきつ栽培におけるドローン散布は使用可能な農薬が増えており(2023年4月1日現在、果樹登録数50剤)、慣行散布に比べて省力的な散布方法として注目されています。しかし、かんきつの樹木は大小様々であり、また防風林に囲われていることなどから、ドローン散布を手動で行うには一定の経験が必要であり、安全に飛行させるには自動散布を行うことが推奨されています。
 そこで、かんきつ栽培におけるドローン自動散布の実用性を明らかにすることとしました。


●実証の概要
試験1 傾斜地ほ場での効果的散布方法の検証
(1) 傾斜地のかんきつ園におけるドローン自動散布の実用性の検証
(2) 散布むらの小さいドローン散布方法・散布条件の検証

試験2 新型ドローンT25Kの散布精度の検証
(1) T25Kの風速と薬液粒径の違いによるドリフト特性の検証
(2) 農薬希釈の有無による液剤飛散距離の検証


◯農業用ドローン(T25K
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