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【岐阜県】重要病害虫対策に係わる生物農薬等の利活用に関する実証調査【なし(露地)】(令和6年度全国農業システム化研究会実証調査)

2024年07月23日

●実証機関:岐阜県可茂農林事務所農業普及課
●実証地域:岐阜県美濃加茂市
●実証品目:なし(露地)


●調査の目的・ねらい
 近年当地域では、ハダニ類などの微小害虫に対しては、通常の化学農薬で防除しており、薬剤抵抗性により防除効果が劣り始めるなどの問題が生じています。
 そこで、ダニ類に対する天敵資材の導入や天敵に影響の少ない農薬との組み合わせによる総合的病害虫防除(IPM)体系について取り組み、土着天敵も含めた天敵の発生状況や防除効果を調査しつつ、地域に適した総合的病害虫管理技術の確立に向け、実証調査を行うこととしました。


R6IPM_gihu2.jpg  R6IPM_gihu1.jpg


●調査内容
○生物的防除
天敵農薬「スパイカルプラス」の利用
○耕種的防除
草生栽培の実施
○化学的防除
選択性農薬の利用


●調査項目
・ハダニ類、その他害虫(カイガラムシ類等)および天敵生物(ミヤコカブリダニ等)の発生状況(頭数)
・病害発生状況(黒星病、うどんこ病等)
・被害果調査(カメムシ類、ナシシンクイ等)
・農薬散布状況調査
・コスト、経営評価


●作業計画
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●供試資材
○スパイカル®プラス(ミヤコカブリダニ) ホームページ
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