【大分県】重要病害虫対策に係わる生物農薬等の利活用に関する実証調査【夏秋ピーマン】(令和6年度全国農業システム化研究会実証調査)
2024年07月01日
●実証機関:大分県中部振興局
●実証地域:大分県臼杵市
●実証品目:夏秋ピーマン(施設)
●調査の目的・ねらい:
近年、大分県ではピーマン黄化えそ病の発生が見られ、その媒介虫であるアザミウマ類の薬剤感受性低下により、化学的防除のみでは対策が困難になっています。
そこで、アザミウマ類の個体数を減少させることを目的に、生物的防除の実証調査を行うこととしました。
●調査内容:
〇生物的防除
リモニカスカブリダニとタイリクヒメハナカメムシのアザミウマ類に対する防除効果の実証
●調査項目:
・アザミウマ類発生調査(花の見取り調査)
・天敵の定着状況(花、葉の見取り調査)
・ハウス内温湿度
・経営評価
・農薬散布回数
●調査株数、調査間隔:
・1花、1葉を50株、2週間おきに調査
●作業計画:2ほ場で実施
●供試資材:
〇リモニカ®(リモニカスカブリダニ) ホームページ
○タイリク®(タイリクヒメハナカメムシ) ホームページ
○スワルスキー®(スワルスキーカブリダニ) ホームページ
▼全国農業システム化研究会 令和6年度実証課題一覧はこちら