農林水産省は、「米穀の生産者・小規模事業者の在庫数量等に関する調査結果（令和７年１月末現在）」について取りまとめた。

●生産者の在庫数量等調査の結果から、２０２０年農林業センサスの作付規模の階層別作付面積のシェアを用いて、生産者全体の在庫量等を推計。
●生産者の出荷数量のうち、ＪＡ系統などの集荷業者への出荷数量は前年産に比べ３１万ｔ減少する一方で、生産者の直接販売等は４４万ｔの増加。
●令和７年１月末時点の生産者の在庫量は、前年産に比べ、９万ｔの増加。

●５００ｔ以上４，０００ｔ未満の卸売業者の令和７年１月末の在庫量は、前年同月比、１，５２６ｔ増加（前年比１０１％）。
●３００ｔ以上の集荷業者・卸売業者等の令和７年１月末の在庫量は、前年同月比、▲７，４８２ｔ減少（前年比８５．８％）。

●生産量が１８万ｔ増加する中で、生産者の出荷は、前年産と比べ、１４万ｔ増加。あわせて、生産者の在庫量は、９万ｔ増加（７年１月末現在）。
●生産者の出荷数量のうち、ＪＡ系統などの集荷業者への出荷数量は前年産に比べ３１万ｔ減少する一方で、集荷業者以外の業者との取引、生産者の直接販売等は４４万ｔの増加。この一部は、卸売業者等の在庫として存在（３万ｔ）するほか、末端の流通にも一部存在する可能性（７万ｔ）。

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