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(農研機構)短時間の冠水で出芽率が低下するダイズ種子の特徴

2025年03月18日

農研機構は、ダイズの種子が過剰に水分を吸収すると出芽に障害が生じる現象の調査をおこなった。これまで、数時間から数日の冠水でダイズ種子の組織の崩壊等が生じる現象が指摘され、出芽不良等の原因とされていたが、本研究により、10分から30分程度の短時間の冠水条件でも過剰に水分を吸収する特徴を持つ種子が存在し、出芽不良となる場合があることを明らかにした
このことから、種子が冠水するリスクを減少させることのできる播種技術等の有用性が明確化された。また、本研究から冠水により出芽率が低下しやすい種子の特徴が明らかになった。今後、冠水に強い種子を選別するといった技術開発につながる可能性も示唆される。


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