令和5年の農作業死亡事故を公表
2025年02月28日
農林水産省は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的に、厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡個票等を用いて、令和5年1月1日から12月31日までの1年間の農作業死亡事故について取りまとめた。
・令和5年の農作業事故死亡者数は236人で、前年より2人減少。
・事故区分別では農業機械作業によるものが147人(農作業死亡事故全体の62.3%)、農業用施設作業によるものが6人(同2.5%)、機械・施設以外の作業によるものが83人(同35.2%))となっている。
・年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が202人と同死亡事故全体の85.6%を占める。
・原因別では、農業機械作業による事故においては「機械の転落・転倒」が60人(農業機械作業による事故の40.8%)と最も多く、機械・施設以外の作業による事故では「熱中症」が37人(機械・施設以外の作業による事故の44.6%)と最も多くなっている。
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