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(生研支援センター)消石灰の消毒効果を色で見える化する技術の実用化

2024年09月24日

生研支援センターでは、農林水産業や食品産業の分野で新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供している。得られた研究成果を分かりやすく紹介する取組を実施している。
今回は、「消石灰の消毒効果を色で見える化する技術の実用化」を紹介。


●強アルカリ性の消石灰は家畜伝染病対策に不可欠な資材だが、雨水中や大気中の二酸化炭素などと反応すると消毒効果が弱まり、追加散布が必要となる。しかし、効力低下は見た目では判断できないため、追加散布をタイミング良く行えないことが課題となっている。
●そこで、室蘭工業大学を代表機関とする研究グループは、酸塩基指示薬として用いられる染料のリトマスを使用することで、消石灰の消毒効力の有無を色で判断で
きる可視化剤を開発、実用化することに成功した。
●本成果は、鳥インフルエンザ、豚熱等の家畜伝染病対策への貢献が期待される。


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