提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業のポータルサイト みんなの農業広場

MENU

トピックス



(愛媛県) 果樹カメムシ類の多発生について(令和6年度 病害虫発生予察警報第1号)

2024年07月22日

愛媛県は、「令和6年度 病害虫発生予察警報第1号」を発表。
果樹カメムシ類について、以下の通り注意を呼びかけている。


●本年はチャバネアオカメムシの越冬成虫量が非常に多かったことから、発生予察注意報を発表して注意を呼びかけてきたが、現在でも異常な発生が続いている。
●7月第1~第2半旬にかけた予察灯や集合フェロモントラップでの誘殺数は、平年の90倍を超える地点がみられる。
●7月第2~第3半旬に行った果実調査(キウイフルーツ、かき、かんきつ)では、全ての樹種で被害が認められ、特に、キウイフルーツでは被害果率が高い。
●山際等で果樹カメムシ類の被害が非常に多かった園地では、90%を超える被害果が生じるとともに、落果が見られる園地もある。
●本年のように前期型(越冬成虫が多い)の場合は7月下旬にかけて飛来が減少するが、本年は餌となるヒノキ球果が極めて少ないため、園地へ多量の飛来が継続することが予想され、特に、8月上旬頃までは多量の園地飛来に最大限の警戒が必要である。


詳細はこちらから

▼愛媛県病害虫防除所はこちら