(生研支援センター)北海道の直播栽培に適した、業務用にも向く良食味の水稲新品種「えみまる」
2024年05月31日
生研支援センターでは、農林水産業や食品産業の分野で新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供している。得られた研究成果を分かりやすく紹介する取組を実施している。
今回は、北海道の直播栽培に適した、業務用にも向く良食味の水稲新品種「えみまる」を紹介。
●実需者ニーズに対応し、炊飯後の時間が経過しても柔らかさと美味しさが変わりにくく、弁当向けなどの業務用にも適した水稲新品種が北海道で育成され、令和5年に「えみまる」として品種登録された。
● 「えみまる」は、低温でも出芽が良好で、省力化に適した直播栽培でも安定的に収量を確保できる特性を持つ。令和元年では約400haだった栽培面積が、令和4年には5倍近くの約1,900haまで拡大。そのほとんどが直播栽培である。
●「えみまる」の普及により、直播栽培がさらに拡大すれば、北海道の稲作の省力化につながると考えられる。
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