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(農畜産業振興機構)「野菜情報」最新号3月号をホームページに掲載

2024年02月28日

(独)農畜産業振興機構は、「野菜情報」最新号3月号をホームページに掲載。


《記事の一例》

●話題
宮城県RTKシステムにより農業の維持・発展を目指す~高精度測位システムの全県域展開~
 (宮城県 農政部 農業振興課 先進的経営体支援班 小野寺和博)
 生産現場での人手不足が深刻となる中で、その課題解決に向けて宮城県はRTKシステムを構築しました。本システムの概要や「みやぎRTK利用拡大コンソーシアム」の活動など、農作業の省力化、効率化、規模拡大、生産性向上の実現に向けた農業の維持・発展を目指す取り組みについて紹介します。
※RTK(Real Time Kinematic):衛星から送られる測位情報の誤差を基地局で補正することで、高精度に位置計測するシステム。数センチ単位で機械作業が可能となる。


●需給動向など
東京都・大阪市中央卸売市場の需給動向(令和6年1月)(野菜振興部・調査情報部)

野菜の輸入動向(令和5年12月)(野菜振興部)


●今月の野菜
今月の野菜『ふき』 (調査情報部)
 ふきは日本原産の野菜の一つで、平安時代にはすでに栽培されていたと言われています。独特の香りとほろ苦さ、歯ざわりが特徴で、春の到来を感じさせる野菜です。ふきの花蕾(からい)であるふきのとうは、茎に比べて苦味がより強く、早春の食材として親しまれています。
 現在市場の大半を占めるのは長さ1メートルほどの「愛知早生」で、出荷量の多い愛知県では、10月から翌5月まで長期にわたり出荷しています。近年消費量が減少していますが油との相性も良いため、肉料理や炒め物などにも積極的に取り入れ、消費の機会を増やしたい野菜です。


●産地紹介
大阪府 JA大阪泉州~独特の香りと豊かな風味で春の訪れを感じるJA大阪泉州の「ふき」~
 (大阪泉州農業協同組合 営農経済部販売課 植野健治)
 大阪府の南西部に位置するJA大阪泉州のふきは、大正3年頃から栽培が始まり、新品種のびすぎでんねん(故 横山ノック氏が大阪府知事時代に名付けた愛称)への更新により、全国第一位の単収(10アール当たりの収穫量)となりました。
 生ふきはもちろん、調理しやすいよう加工した水煮「大阪ふき」をぜひご賞味いただき、気軽に春の訪れをお楽しみください。


●調査・報告
離島地域ならではの経営の安定化~沖縄県伊是名村(いぜなそん)の若手生産者の取り組み~
 (那覇事務所 河西真帆、調査情報部 高田勇)
 沖縄県伊是名村では、農業産出額の8割を占めるさとうきびの生産維持に向けて、生産者に対して、村独自の補助事業により、さとうきび以外の品目との複合経営による経営の安定化を支援しています。本稿では、県や村の支援策を利用して野菜栽培や畜産との複合経営に取り組む若手生産者2人の事例を交えて報告します。


●海外情報
米国の野菜をめぐる2023年の状況および2024年の見通し
 (調査情報部)
 米国農務省が昨年12月に公表した「野菜展望報告」の最新版から、米国における生鮮野菜および加工用野菜をめぐる状況と見通しについて、加工用トマトやばれいしょなどの個別状況も交えて報告します。2023年全体としては、干ばつがかなりの程度解消されたことや生産コストが低減されたことにより、野菜の生産量は増加し、価格高騰が緩和されました。


●農林水産省から
令和6年度予算案および令和5年度補正予算における野菜関係予算の概要
 (農林水産省 農産局園芸作物課 総括係長 我妻総)


●機構から
野菜ブック~野菜の魅力を品目ごとに紹介(キャベツ)
 (野菜業務部)

国産やさいの生産者と実需者を結ぶマッチングサイト"ベジマチ"
 (野菜振興部)


令和5年度「野菜情報」に関するアンケート調査結果の概要
 (調査情報部)


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