提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業のポータルサイト みんなの農業広場

MENU

トピックス



(農畜産業振興機構)「野菜情報」最新号2月号をホームページに掲載

2024年01月25日

(独)農畜産業振興機構は、「野菜情報」最新号2月号をホームページに掲載。


《記事の一例》

●話題
日本の野菜生産者とともに歩んでいく~株式会社リンガーハットの取り組み~
 (株式会社リンガーハット 総務人事チーム 広報担当 課長 三宅久美子)
 長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」は、安全・安心でおいしい商品の持続的な提供のために、使用する原料の国産化を推進しており、野菜のほか、麺・ぎょうざの小麦粉についても100%国産化を実現しています。本稿では、同社が取り組む国産野菜の安定調達やリスク管理、物流の工夫、契約農家との関係構築などについて紹介します。


●需給動向など
東京都・大阪市中央卸売市場の需給動向(令和5年12月) (野菜振興部・調査情報部)

野菜の輸入動向(令和5年11月) (野菜振興部)


●今月の野菜
今月の野菜『セルリー(セロリ)』 (調査情報部)
 セルリー(セロリ)は、古代ギリシャ、ローマ時代から薬草や匂い消しとして利用されていました。食用として栽培されるようになった歴史は比較的浅く、日本では昭和30年代以降、食の欧米化が進むに連れて、徐々に利用が広がりました。茎葉の色によって、黄色種、緑色種、中間種などに分けられますが、最近は繊維が少なく香りも穏やかな中間種が主流で、香味野菜としてカレーやシチューなどの洋食の煮込み料理、漬物、中華料理の炒め物などに利用されることも増えており、需要の幅は広がっています。


●産地紹介
静岡県 JAとぴあ浜松 ~品質にこだわり冬場の生産量日本一!JAとぴあ浜松の「セルリー」~
 (とぴあ浜松農業協同組合 営農販売部営農販売課 係長 山口徹)
 JAとぴあ浜松のセルリーは、昭和39年に共販制度が始まって以降、生産振興の機運が高まり、出荷量が増加しました。栽培当初から施設栽培が盛んで、露地栽培との組み合わせにより、11月から翌年5月にかけて出荷が行われ、冬場の生産量は日本一となっています。筋(すじ)が少なく柔らかいJAとぴあ浜松の自慢のセルリーを、ぜひご賞味ください。


●調査・報告
地理的表示保護制度(GI)を利活用したさといも産地振興の取り組み ~二子(ふたご)さといも協議会〈岩手県北上市(きたかみし)〉の事例を中心に~
 (国立大学法人 弘前大学 農学生命科学部 国際園芸農学科 教授 石塚哉史 他)
 農産物の輸入が恒常化し、国産品のシェアが低下していく中で、国内の産地強化の取り組みの一つとして農産物の地域ブランド化が活発な動きを示しています。本稿では、「地理的表示保護制度(GI)」を導入した中小規模の野菜産地である岩手県北上市の「二子さといも」を事例に、ブランドの管理方法およびブランド・マーケティングを分析し、その効果と課題について明らかにします。


●海外情報
中国産野菜の生産と消費および輸出の動向(たまねぎ)
 (調査情報部)
 日本の生鮮たまねぎの国内供給量は、8割が国内産、残りの2割が輸入品であり、輸入品の9割以上を中国産が占めています。コロナ禍からの回復に向かう中で、中国国内の都市封鎖や物流停滞の影響を受けて大幅に減少した中国産の輸入量の増加が見込まれますが、中国国内の人件費および地代の上昇により、生産コストや調製コストは増加基調にあります。本稿では、現地聞き取り調査などを基に、主産地(山東省・甘粛省)の動向について報告します。


●機構から
令和6年度契約野菜収入確保モデル事業の事業者を募集します
 (野菜振興部)


●新刊のご案内「野菜ブック~野菜の魅力を品目ごとに紹介~
令和6年1月25日 オンデマンド発売開始
 (野菜業務部)


▼最新号2月号の詳細はこちらから


※(独)農畜産業振興機構は、毎月、畜産、野菜、砂糖及びでん粉に関する情報を情報誌とホームページで提供しており、同ホームページ上の「メールマガジン」バナーからメールマガジンを配信登録すると、上記の情報が配信されます。