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(農畜産業振興機構)「野菜情報」最新号12月号をホームページに掲載

2023年11月28日

(独)農畜産業振興機構は、「野菜情報」最新号12月号をホームページに掲載。


《記事の一例》

●話題
おいしくて低価格の浅漬けの秘訣は「自社農園」~浅漬けメーカー サークルツー食品株式会社の取り組み~ (サークルツー食品株式会社 経理部長 白澤あかね)
 浅漬けメーカーの同社は、農業法人を立ち上げ、自社農場で生産した鮮度の高い原料野菜
で商品を製造しています。規模拡大と機械化を進め、生産コストを低減することで、安全
・安心な製品の提供と、商品価格を抑える企業努力を続けています。現況の円安や不安定な世界情勢、それらに伴う生産コスト上昇が深刻な中、国内の加工・業務用における国産原料野菜利用の促進につながる事例として、同社の取り組みを紹介します。


●需給動向など
東京都・大阪市中央卸売市場の需給動向(令和5年10月) (野菜振興部・調査情報部)

野菜の輸入動向(令和5年9月) (野菜振興部)


●今月の野菜
今月の野菜『みずな』 (調査情報部)
 みずな(水菜)は、京都で古くから栽培された日本原産のアブラナ科の野菜です。畑の畝(うね)と畝の間に水を引いて栽培したことから「みずな(水菜)」と呼ばれるようになったと言われています。近年は、生食で食べられるサラダ需要として広まり、全国の市場に一年中出回っています。βカロテンを豊富に含む緑黄色野菜で、ビタミンCやビタミンEも豊富です。


●産地紹介
茨城県 JAなめがたしおさい ~若採り小株で柔らかな「みずな」を周年出荷~
 (なめがたしおさい農業協同組合 北浦営農経済センター 関一史)
 茨城県の東南部に位置するJAなめがたしおさいは、都心から100キロメートルの地の利を生かして、都市近郊型の生鮮野菜の一大供給基地としての役割を果たしています。みずなは、年平均7回程度の播種・収穫により周年出荷体制を確立しており、子株の状態で早めに収穫しているため柔らかく、えぐ味が少ないのが特長です。冬は鍋料理に、夏はミキサーで細かくしてアイスクリームに混ぜるなど、ぜひ色々な食べ方でご賞味ください。


●調査・報告
地域と有機農業の将来を見据えて~北海道幕別町・小笠原農園~
 ( 札幌事務所 福寿悠星)
 北海道幕別町の小笠原農園は、令和2年に全圃場(ほじょう)において有機JAS認証を取得し、畑作物のほかレタス、アスパラガス、リーキ(西洋ねぎ)などの有機栽培に取り組んでいます。また、有機野菜を使ったメニューを提供するカフェを開店したり、「とかちオーガニック振興会」での活動に従事するなど、有機野菜の普及にも尽力しています。本稿では、同農園の取り組みについて紹介します。


加工・業務用野菜を活用した漬物における国産野菜利用の実態、消費形態の変化に関する調査結果について
 (野菜振興部)
 農林水産省では、「野菜を食べようプロジェクト」の一環として、「漬物」で野菜の消費拡大を図るため、令和5年度は「漬物で野菜を食べよう!」の取り組みを実施しています。本プロジェクトに参画する当機構において、漬物製造業者団体および漬物製造業者に対して行った、標記の調査結果について報告します。


●海外情報
豪州およびニュージーランドの労働力不足への対応~コロナ禍における園芸部門での対策を中心に~
 (調査情報部)
 豪州とニュージーランド(NZ)では、かねてから野菜を含む園芸作物の生産における労働力
不足が課題となっていましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行を契機に、対応の具体的進展が見られました。外国人労働者の確保を主体とした施策や、自国民の労働者の増加を目指す施策など、両国における政府や業界団体などの取り組みについて、報告します。

 
●機構から
○野菜レシピ
野菜を使うポイント! 迷わず王道を進むべし vol2 (野菜業務部)
 価格が安くなる旬の時期など、野菜が多く出回る時に、野菜がたっぷり食べられる、四つの調理ポイント「①火を通す②調味料に変身させる③油を使う④漬物」に沿った、野菜レシピをご紹介します。


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