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(農畜産業振興機構)「野菜情報」最新号11月号をホームページに掲載

2023年10月25日

(独)農畜産業振興機構は、「野菜情報」最新号11月号をホームページに掲載。


《記事の一例》

●話題
日本の農業をアグレッシブにリフレッシュする~カゴメアグリフレッシュ株式会社の持続可能な農業ビジネスモデルの構築~ (カゴメアグリフレッシュ株式会社 経営企画部 担当課長 菅史乃)
 100年以上農業に関わり続けることで得たカゴメのノウハウを生かし、株式会社カゴメアグリフレッシュが取り組む、先進技術を活用し環境に配慮した生鮮トマト栽培、AIを活用した収量予測システム、食品ロス削減を目的とした商品開発、栽培コンサルティングなどのアグリサポート事業、家庭用園芸事業などについて紹介します。


●需給動向
東京都・大阪市中央卸売市場の需給動向(令和5年9月) (野菜振興部・調査情報部)

野菜の輸入動向(令和5年8月) (野菜振興部)


●今月の野菜
今月の野菜『レタス』 (調査情報部)
 レタスは形状によって、結球レタス(玉レタス)、結球しない葉レタス(リーフレタス)、半結球の立ちレタス、茎レタスの四つに分けることができます。サラダには欠かせない野菜であり、カット野菜での購入量も増えています。色の濃い葉を持つものの方が栄養価は高く、β-カロテン、ビタミンK、葉酸などが含まれており、栄養素を効率的に摂取するには、加熱調理がお薦めです。


●産地紹介
長崎県 JA島原雲仙 ~冬に楽しむシャキシャキレタス~
 (島原雲仙農業協同組合 南串地区営農センター 和田修一)
 JA島原雲仙管内の南串山町では、丘陵の多い地形を生かした段々畑でレタス栽培を盛んに行っています。温暖な気候や恵まれた土壌条件を生かして、厳寒期の1~2月でも3Lサイズ中心の大玉で重量の乗ったレタスを収穫できることから、全体の5割を占める契約販売の7割以上を加工・業務向けが占めています。冬のレタスは、葉肉が厚く、加熱してもシャキシャキとした食感を楽しめることから、豚肉と一緒に食べるレタスしゃぶしゃぶがお薦めです。


●調査・報告
調理食品専業メーカーにおける規格外セルリーの利活用~エム・シーシー食品株式会社と株式会社アグリセールスの連携~
 (山口大学大学院 創成科学研究科 農学系学域 准教授 種市豊
  元山口大学大学院 創成科学研究科 農学専攻 木寺航大)
 神戸市の調理食品専業メーカー、エム・シーシー食品株式会社は、使用原料野菜の国産比率の向上を目指して、加工専門メーカーの株式会社アグリセールスとの連携により、国産セルリーの規格外品の利活用を実現しています。食品ロスの削減につながるだけでなく、円安や輸送費高などにより輸入野菜の価格が上昇する中、コスト削減の有効な手段の一つにもなっています。


南風原町(はえばるちょう)のかぼちゃ生産~資材費高騰下での単収向上と減農薬栽培の推進~
 (那覇事務所 片倉杉夫 / 調査情報部 二又志保)
 沖縄県南風原町の主力産品であるかぼちゃは、完熟果を収穫することからでん粉含有量が高く、ホクホク甘いという特長を有しており、「南風原産かぼちゃ」「つかざん完熟かぼちゃ」というブランド名で、市場から高い評価を得ています。同町では、資材費高騰下での収益確保に向けて、単収向上や減農薬栽培を推進しており、その取り組みについて報告します。


●海外情報
中国産野菜の生産と消費および輸出の動向(にんにく) (調査情報部)
 日本のにんにく供給量の過半を輸入品が占め、中でも輸入量のほぼ全量を占める生鮮品の9割以上が中国産です。中国におけるにんにく生産は比較的安定しているものの、人件費の上昇などを背景に栽培コストは上昇傾向で推移しており、今後、中国国内では卸売価格の上昇が予測されます。本稿では、中国のにんにくの主産地の一つである山東省での聞き取りを中心とした調査結果について、統計データと併せて報告します。

 
●機構から
野菜を使うポイント! 迷わず王道を進むべし vol1 (野菜業務部)
 価格が安くなる旬の時期など、野菜が多く出回る時に、野菜がたっぷり食べられる、四つの調理ポイント「①火を通す②調味料に変身させる③油を使う④漬物」に沿った、野菜レシピをご紹介します。


令和5年度情報誌アンケート調査の実施について  (調査情報部)



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