(農研機構)「イネウンカ類の発生調査における粘着板捕獲サンプルを対象としたAI自動カウントシステム標準作業手順書」を掲載
2023年03月31日
農研機構は、「イネウンカ類の発生調査における粘着板捕獲サンプルを対象としたAI自動カウントシステム標準作業手順書」を作成、ホームページに掲載した。
本書では、粘着板を用いて水田での害虫の発生調査を行う際に、捕獲したイネウンカ類だけをAIで自動カウントするシステムの利用方法を紹介。AI自動カウントシステムはトビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ、それぞれの発育ステージ、さらに成虫の場合は雌雄と翅型に基づき、18分類で精度90%で識別され、それらの分類ごとに計数が行われる。粘着板1枚分に捕殺された成幼虫数が数千を超えるような多発生時のイネウンカ類の識別・計数作業も3~4分以内に完了する。
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