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米に関するマンスリーレポート(令和5年2月号)の公表について

2023年02月13日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和5年2月号)」について取りまとめた。


●令和4年12月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差▲21万tの328万t。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差▲19万tの277万t、販売段階で▲1万tの51万tとなっている。


●米穀機構の米取引関係者の判断に関する調査(令和5年1月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は前回調査と比べて+3ポイントの「やや増加」、見通し(向こう3カ月)判断は±0ポイントの「横ばい」。


●米価水準の現状判断は前回調査と比べて+2ポイントの「やや増加」 、見通し(向こう3カ月)判断は±0ポイントの「横ばい」。


●令和4年産の令和4年12月末現在の事前契約数量は前年差+9.4万tの143.3万t。


●米穀機構が公表している「米の消費動向調査」(令和4年12月分)によると、1人1カ月当たりの精米消費量は、対前年同月比+1.9%。うち、家庭内での消費量は前年同月比+0.2%、中食・外食では+5.4%。


● 精米購入時の動向について、入手経路は「スーパーマーケット」が最も多く、次いで「家族・知人などから無償で入手」、「インターネットショップ」の順。精米購入経路別の購入単価は、 「コンビニエンスストア」が最も高く、次いで、「デパート」、「米穀専門店」の順。令和4年11月の家庭内の月末在庫数量は7.0kg。


●総務省が公表している消費者物価指数(令和2年基準)によると、令和4年12月の米類の指数は対前年同月比+1.4%の94.7ポイント。


● 総務省が公表している小売物価統計によると、令和5年1月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、コシヒカリで対前年同月比+2.1%の2,319円。 コシヒカリ以外の銘柄の平均では、対前年同月比+7.7%の2,165円。


●米穀販売事業者における令和4年12月の販売数量は、対前年同月比で小売事業者向けが102%、中食・外食事業者等向けが100%で、全体としては101%となっている(令和元年12月の販売数量と比較すると100)。前年同月を基準にした令和4年12月の販売価格の値動きは、小売事業者向け101.4、中食・外食事業者等向け96.4。


●令和4年12月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月差+23円(+1.2%)、対前年同月差+27円(+1.4%)の1,924円。


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