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米に関するマンスリーレポート(令和5年1月号)の公表について

2023年01月19日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和5年1月号)」について取りまとめた。


●令和4年11月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差▲21万tの330万t。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差▲20万tの278万t、販売段階で▲1万tの52万tとなっている。

●令和4年産米の令和4年12月の相対取引価格は、全銘柄平均で前月差+21円の13,920円/60kgで、出回りからの年産平均価格は前年産+1,076円の13,880円/60kg。

●令和4年産米の令和4年12月の相対取引契約数量は、21.4万tで、出回りからの契約数量は前年同期差+7.3万tの71.6万t。

●米穀機構の米取引関係者の判断に関する調査(令和4年12月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は前回調査と比べて±0ポイントの「横ばい」 、見通し(向こう3カ月)判断は▲2ポイントの「やや減少」。

●米価水準の現状判断は前回調査と比べて±0ポイントの「横ばい」 、見通し(向こう3カ月)判断は▲2ポイントの「やや減少」。

●令和4年産の令和4年11月末現在の事前契約数量は前年差+7.4万tの140.3万t。

●米穀機構が公表している「米の消費動向調査」(令和4年11月分)によると、1人1カ月当たりの精米消費量は、前年同月比+1.0%。うち、家庭内での消費量は前年同月比▲0.5%、中食・外食では+4.6%。

● 精米購入時の動向について、入手経路は「スーパーマーケット」が最も多く、次いで「家族・知人などから無償で入手」、「インターネットショップ」の順。精米購入経路別の購入単価は、 「インターネットショップ」が最も高く、次いで、「米穀専門店」、「デパート」の順。令和4年11月の家庭内の月末在庫数量は6.8kg。

●総務省が公表している消費者物価指数(令和2年基準)によると、令和4年11月の米類の指数は対前年同月比 ▲0.1%の94.1ポイント。

● 総務省が公表している小売物価統計によると、令和4年12月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、コシヒカリで対前年同月比+3.5%の2,336円。 コシヒカリ以外の銘柄の平均では、対前年同月比+5.0%の2,161円。

●米穀販売事業者における令和4年11月の販売数量は、前年同月比で 小売事業者向け、中食・外食事業者等向け、全体のいずれも100%となっている(令和元年11月の販売数量と比較すると97%)。前年同月を基準にした令和4年11月の販売価格の値動きは、小売事業者向け101.4、中食・外食事業者等向け94.3。

●令和4年11月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月差+26円(+1.4%)、対前年同月差▲23円(▲1.2%)の1,901円。


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