国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果について(令和2年度及び令和3年度)
2022年12月26日
農林水産省は、農薬の適正使用を推進し、安全な農作物の生産に資すること等を目的に、農家における農薬の使用状況及び生産段階における農産物中の農薬の残留状況について調査を実施している。
このたび、令和2年度及び令和3年度の国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況について取りまとめ、ホームページに公開した。
●農薬の使用状況について
871戸(令和2年度393戸、令和3年度478戸)の農家に対し、記入簿への記入又は聴取りを行うことで農薬の使用状況の調査をおこなった。
2戸の農家で、使用量又は希釈倍数が適切でなかった事例が確認された。残りの869戸においては、農薬が適正に使用されていたことが確認された。
●農薬の残留状況について
871検体(令和2年度393検体、令和3年度478検体)の農産物について、のべ4,436種類の農薬と作物の組合せの残留状況の調査をおこなった。
令和2年度には、食品衛生法に基づく残留基準値を超える農薬を含んだ検体はなかったが、令和3年度には、農薬の不適正な使用があった農家における検体とは異なる1検体が残留基準値を超える農薬を含んでおり、その他の検体は、残留基準値を超えていなかった。
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