(農畜産業振興機構)「野菜情報」最新号12月号をホームページに掲載
2022年11月28日
(独)農畜産業振興機構は、「野菜情報」最新号12月号をホームページに掲載。
《記事の一例》
●話題
○子どもの健康と野菜摂取について
(医療法人つばさ会 高座渋谷つばさクリニック院長 武井智昭)
近年、子どものファストフードやスナック菓子などの摂取量が増加している一方で、野菜の摂取量は減少傾向にあります。風邪予防などのための免疫力アップや、成人後の病気のリスク低減にもつながるとされる子どもの継続的な野菜摂取の重要性について、家庭での摂取方法の工夫なども交えて紹介します。
●産地紹介
○香川県 JA香川県~スマート農業を活用したいちご栽培技術の高位平準化による生産性向上を目指して~
(香川県農業協同組合 営農部 園芸指導課 國重亮太)
香川県全体を管内とするJA香川県では、県産いちごの約95%が高設養液システム「らくちん栽培」を取り入れています。立ったまま作業ができることから身体への負担が少なく、また、果実が空中にぶら下がり日光が均一に当たることから色沢や大きさ、糖度、形状に優れたいちごの生産を可能にしています。香川県産の栄養豊富ないちごを、ぜひご賞味ください。
●調査・報告
○産地振興計画に基づく持続的に発展できるいちご産地づくり
(長崎県 県北振興局 農林部 北部地域普及課 松本尚之)
産地の維持が危惧されていたJAながさき西海いちご部会の単収向上の背景には、産地振興計画の存在があります。同計画で策定された「世代別営農モデル」がもたらした効果、新規栽培者の育成に向けた取り組み、生産・出荷体制の強化としてのパッケージセンターの活用など、関係機関による普及活動の取り組みと効果を紹介します。
○施肥量削減につながる機械技術
(農研機構 農業機械研究部門 無人化農作業研究領域 主任研究員 千葉大基/主任研究員 西川純)
肥料価格の高騰が農家の経営を直撃しており、施肥量を削減しつつ高品質な作物を栽培するには、作物が必要とする場所に必要な量の肥料を施用することが求められています。本稿では施肥量の削減につながる4通りの施用方法と、これらを実現する機械技術について紹介します。
●海外情報
○米国産レタスの生産・流通などの動向
(調査情報部)
米国産レタスは、業務用として台湾産レタスに次ぐ量が日本に輸入されており、夏場の調整弁としての役割も担っています。現在、米国では、トラックドライバー不足が新型コロナウイルスの流行によりサプライチェーンの混乱として表面化し、野菜流通の課題となっています。本稿では、日本でも今後増加が予測される有機野菜の流通実態および米国におけるサプライチェーンの現状について、米国レタスを通じて報告します。
●連載レシピ 野菜を食べよう! ~加工・業務用野菜を使ったレシピと野菜が大量消費できるレシピ~
○ごぼうつくね&焼きねぎの南蛮漬け
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