今年９月２５日に神奈川県伊勢原市で衰弱後死亡したハヤブサから、高病原性鳥インフルエンザの原因ウイルスが検出された。農研機構は、ハヤブサより分離した高病原性鳥インフルエンザウイルスの全ゲノム解析を行った結果、このウイルスは２０２１／２０２２シーズン（２０２１年秋～２０２２年春）に日本で流行したＨ５Ｎ１亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスと近縁であることが明らかとなった。
国内への渡り鳥の飛来時期としては早期である９月末にはＨ５Ｎ１亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスが国内に存在していたことが明らかとなり、１０月下旬には家きんにおいても高病原性鳥インフルエンザが発生したことから、家きん農場へのウイルスの侵入に対して、今後より一層の警戒が必要である。

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