令和4年農業構造動態調査結果(令和4年2月1日現在)
2022年06月29日
農林水産省は、「令和4年農業構造動態調査結果(令和4年2月1日現在)」を公表。
●全国の農業経営体数は97万5,100経営体で、前年に比べ5.4%減少した。このうち、団体経営体は4万100経営体で、前年に比べ 1.5%増加した。団体経営体のうち法人経営体数は3万2,200経営体で、前年に比べ1.9%増加した。この結果、団体経営体に占める法人経営体の割合は80%となった。また、法人経営体の内訳をみると、会社法人は2万1,200経営体、農事組合法人は7,700経営体となり、前年に比べ会社法人は300経営体、農事組合法人は200経営体増加した。
●経営耕地面積規模別に農業経営体数をみると、前年に比べ北海道では100ha以上層で、都府県では20~30ha階層で農業経営体数が増加した。
●農業経営体の経営耕地面積の規模をみると、10ha以上の農業経営体が59.7%を占め、前年に比べ3.3ポイント増加した。
●経営耕地のある農業経営体の1経営体当たりの経営耕地面積は3.3ha(北海道33.1ha、都府県2.3ha)で前年に比べ全国で0.1ha、北海道で2.3ha増加した。
●農産物販売金額1位の部門別に農業経営体数の構成割合をみると、稲作が最も多く53.9%、次いで果樹の13.5%となっている。また、前年からの増減をみると、稲作が減少した一方で、その他の部門は概ね増加した。
●データを活用した農業を行っている農業経営体は22万6,800経営体で、前年に比べ9.1%増加し、データを活用した農業を行っている団体経営体は2万3,200経営体で同14.9%増加した。
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