令和2年度農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況を公表
2022年06月29日
農林水産省は、農薬の安全かつ適正な使用を推進し、農薬の使用に伴う事故及び被害を防止するため、それらの発生状況について調査を実施している。今回の調査では、令和2年4月から令和3年3月までに発生した農薬による人に対する中毒事故、農作物・家畜等の被害を対象とし、全都道府県に情報提供を依頼し、とりまとめをおこなった。
調査の結果、農薬の使用に伴う人に対する事故は22件。また、農作物や魚類の被害は21件となった。
人や農作物に対する事故の主な原因は以下の通り。
・農薬をペットボトル等の飲料品に移し替えたため、誤飲した(人:8件)
・土壌くん蒸剤(クロルピクリン剤)を使用した時に、被覆をしなかった又は何らかの理由で漏洩した(人:4件)
・農薬の散布時にマスクや保護メガネなどの防護装備が不十分だった(人:2件)
・農薬の飛散防止対策が不十分だった(農作物)
・土壌くん蒸剤(クロルピクリン剤)を使用した時に、被覆をしなかった又は何らかの理由で漏洩した(農作物)
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