有機農業等の取組に関する意識・意向調査結果(令和3年度食料・農林水産業・農山漁村に関する意識調査)
2022年06月21日
農林水産省は、2020年農林業センサスにおいて「有機農業に取り組んでいる」と回答した農業者4,000人、流通加工業者4,000事業所を対象に、令和3年8月下旬から9月下旬にかけて、有機農業等の取組に関する意識・意向について調査を実施し、農業者2,647人、流通加工業者1,201事業所から回答を得た結果をとりまとめた。
○有機農業に取り組んでいる作目については、「水稲」(44.0%)、「野菜」(39.0%)、「果樹」(19.0%)の順。
○有機農業の取組年数については、「10 年以上」(71.3%)、「5~6年」(12.2%)、「7~9年」(8.7%)の順。
○有機農業に取り組む理由については、「よりよい農産物を提供したい」(69.2%)、「農薬・肥料などのコスト低減」(35.5%)、「農作業を行う上での自身の健康のため」(32.9%)の順。
○有機農業に取り組むに当たって実施している認証等の取組については、「認証は取得していないが栽培期間中は化学肥料及び化学農薬不使用」(25.9%)、「エコファーマー」(18.7%)、「特別栽培農産物」(17.1%)の順。
○現在受けている支援については、「有機農業の取組に対する支援(直接支払)」(20.3%)、「栽培技術習得」(11.0%)であった。
○希望する支援については、「有機農業の取組に対する支援(直接支払)」(39.8%)、「機械導入や施設整備」(26.7%)であった。
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