(農研機構)農業機械データを一元管理し、農業経営の効率化を実現するデータ連携の標準仕様(農機OpenAPI仕様)等を策定
2022年06月03日
農研機構は、農業機械メーカーの枠に限定されることなく、農業者が農機・機器から取得できる作業記録等のデータを一元管理できるようにするため、農機・機器メーカー、ICTベンダー、業界団体等を構成員とした「農機API共通化コンソーシアム」を令和3年に設立し、農林水産省の「スマート農業総合推進対策事業のうち農林水産データ管理・活用基盤強化事業」において必要な検討を行ってきた。
このたび、事業の成果物として、メーカー各社がAPIを実装する際の基準となる「農機OpenAPI仕様書」、安全なデータ連携を支援する「API接続チェックリスト」、API利用契約締結時のひな型となる「農業分野におけるAPI利用規約の条文例」及びこれら成果の要約版である「成果報告書」を策定した。本成果物は、メーカー間の垣根を越えたデータ連携の実現、農業者のデータ利用環境の向上につながると期待される。
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