(生研支援センター)地域経済を活性化する国産デュラム小麦「セトデュール」
2022年03月31日
生研支援センターでは、農林水産業や食品産業の分野で新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供している。得られた研究成果を分かりやすく紹介する取組を実施しており、今回は、地域経済を活性化する国産デュラム小麦「セトデュール」を紹介している。
「セトデュール」は農研機構西日本農業研究センターと(株)ニップンの共同研究で生まれた、わが国初のデュラム小麦品種である。栽培適地である瀬戸内地域の「セト」、ラテン語で「硬い」を意味する「デュール」から命名された。
この「セトデュール」を使ったパスタ製品が続々誕生。これまでパスタ向けのデュラム小麦は、ほぼ全量を輸入に頼ってきたが、「セトデュール」が瀬戸内地域で栽培されるようになったことから、産地名を冠したご当地パスタ「加古川パスタ」が販売されるなど、地域経済の活性化に貢献している。
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