令和3年産米の契約・販売状況、民間在庫の推移、事前契約数量及び米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向について(令和3年10月末現在)
2021年11月30日
●令和3年10月末現在の全国の集荷数量は200.6万t(対前年同月比▲2.1万t)、契約数量は158.2万t(対前年同月比▲12.0万t)、販売数量は26.5万t(対前年同月比+1.9万t)となっている。
●令和3年10月末現在の全国の民間在庫は、出荷・販売段階の計で対前年同月比+5万tの329万tで、前月の対前年同月比+24万tと比べ19万t減少。これは令和3年産米の作付転換により、主食用米等の生産量が701万tと、令和2年産の主食用米等の生産量(723万t)と比べ22万t減少している中で、例年よりも生育が早く集荷が前倒しされたことで、前月の民間在庫が一時的に対前年で増加したこと等によるものと考えられる。
●令和3年10月末現在の全国の事前契約数量は130.6万t(対前年同月比▲13.8万t)となっている。
●令和3年10月末現在の米穀販売業者が販売している精米の全体数量・価格動向は、販売数量は前年同月比97.7%(うち小売事業者向けは前年同月比96.3%、中食・外食事業者等向けは前年同月比99.5%)、小売事業者向けの販売価格は前年同月比93.3%、中食・外食事業者等向けの販売価格は前年同月比95.0%となっている。(速報値)
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