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令和2年度食料自給率・食料自給力指標について

2021年08月26日

農林水産省は、令和2年度食料自給率及び食料自給力指標について公表した。


●カロリーベースの食料自給率については、原料の多くを輸入している砂糖、でん粉、油脂類等の消費が減少したものの、米の需要が長期的に減少していること、小麦が特に作柄が良かった前年に比べて単収が減少したことにより、前年度より1ポイント低い37%となった。


●畜産物の生産が増加したことにより、品目別自給率(重量ベース(飼料自給率を反映しない))は、牛肉が35%から36%に、豚肉が49%から50%に、鶏肉が64%から66%に、牛乳・乳製品が59%ら61%にそれぞれ上昇し、カロリーベース食料国産率(飼料自給率を反映しない)は前年度と同じ46%となった。なお、飼料自給率は前年度と同じ25%。


●生産額ベースの食料自給率については、豚肉、鶏肉、野菜、果実等の国内生産額が増加したこと、魚介類、牛肉、鶏肉、豚肉等の輸入額が減少したこと等により、前年度より1ポイント高い67%となった(生産額ベース食料国産率(飼料自給率を反映しない)についても、前年度より1ポイント高い71%)。


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