「令和3年度病害虫発生予報第6号」の発表について
2021年08月05日
農林水産省は、「令和3度病害虫発生予報第6号」を発表。
向こう1か月の水稲の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)については次のとおり。
●トビイロウンカは、東海以西を中心に多発生となった昨年と同様に、本年も東海以西で、昨年よりも早い時期から本虫の誘殺が確認され、一部の地域ではほ場での発生も確認され、これまでに岐阜県、三重県、大阪府、奈良県及び長崎県から注意報が発表されている。気象庁の1か月予報では、全国的に気温が高く推移する見込みで、本虫の発生に好適な気象条件となることが懸念される。本虫の防除は、発生状況に応じた適期・適切な防除が重要となるので、都道府県病害虫防除所が発表する発生予察情報をこまめに確認し、地域の発生状況を把握しながら、タイミングをとらえた適切な防除を実施する。
●野菜類では、ねぎのアザミウマ類の発生が、北東北及び南関東の一部の地域で多くなると予想されている。
●果樹・茶では、茶の炭そ病の発生が、南関東及び東海の一部の地域で多くなると予想されている。
この他、水稲のいもち病等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので注意が必要である。
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