サツマイモ基腐病の発生を東京都内で初めて確認(令和3年度病害虫発生予察特殊報第1号)
2021年07月13日
東京都病害虫防除所は、サツマイモ基腐病の発生を都内で初めて確認、「令和3年度病害虫発生予察特殊報第1号」を発表した。
令和3年7月上旬、東京都多摩地域のサツマイモほ場において、地際部の茎が黒色~暗褐色に変色する症状が確認され、農研機構植物防疫研究部門に診断を依頼した結果、サツマイモ基腐病と同定された。
サツマイモ基腐病は、はじめに、ほ場の一部で葉が黄化して生育不良になり、茎の地際部が暗褐色~黒色に変色する。症状が進行すると茎葉の枯死や塊根の腐敗を生じる。塊根は主に、なり首側から腐敗が拡大する。なお、収穫時には無病徴でも、収穫後の貯蔵中に発病することがある。
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