「令和3年度病害虫発生予報第4号」の発表について
2021年07月08日
農林水産省は、令和3年度病害虫発生予報第4号を発表。
向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)については以下の通り。
●トビイロウンカは、東海以西を中心に多発生となった昨年と同様に、本年も、東海以西で昨年よりも早い時期から本虫の誘殺が確認されており、三重県、奈良県及び長崎県から注意報が発表されている。今後の気象条件の推移によっては、昨年同様に発生が拡大することが懸念される。トビイロウンカの防除は、発生状況に応じた適期・適切な防除が重要となるので、都道府県病害虫防除所が発表する発生予察情報をこまめに確認することで、地域の発生状況を把握しながら、タイミングをとらえた適切な防除を実施する。
●野菜類では、ねぎのアザミウマ類の発生が、北東北及び南関東の一部の地域で多くなると予想されている。
●果樹では、なしの黒星病の発生が、北陸及び東海の一部の地域で多くなると予想されている。
この他、ぶどうの灰色かび病等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので注意が必要である。
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