(農研機構)高性能NMRリモート供用システムの運用を開始-遠隔分析とAI研究用スパコン「紫峰」の連動-
2021年06月09日
農研機構は、本年4月に基盤技術研究本部を新設。民間等を含む外部機関の研究室等から農研機構のNMR(核磁気共鳴)装置を使って物質同定・構造解析を遠隔で行える「NMRリモート供用システム」の運用を開始する。
本リモートシステムにより新型コロナ感染症による移動制約下でも遠隔地からNMR装置が利用可能となる。また、本システムは、農研機構のスーパーコンピューター「紫峰」と連動しており、NMR測定データをリアルタイムでAI解析し、迅速な物質同定や構造解析が可能な日本初のシステムで、民間等との協働により研究成果の創出を加速する。
詳細はこちらから