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ICTを活用した農業の取組に関する意識・意向調査結果(令和2年度 食料・農林水産業・農山漁村に関する意識・意向調査)

2021年06月04日

農林水産省は、ICTを活用した農業の取組に関する意識・意向に関して、2020年農林業センサスにおいて、農業経営を行うためのデータの活用について「データを取得して活用」と回答した認定農業者等のいる農業経営体を対象に調査を実施、その結果を公表した。


●営農管理の方法
ノートに記録(営農日誌等):45.7%
エクセルやワード等を用いて自らの様式で管理:21.3%
農協等が一括して管理:6.5%


●営農管理システム以外で営農管理を行っている者の営農管理システム活用の意向
活用する意向がある:51.8%
活用する意向はない:45.8%


●営農管理システム活用の意向はない理由
営農管理システムを利用する必要がないから(現在の方法で十分だから):51.2%
自分の営農管理にどのように利用すればよいかわからない:36.8%
使い方が難しそうだから:35.5%


●気象情報の入手方法
スマートフォン等の無料配信サービス:72.6%
テレビや新聞等の情報:64.8%
地番等を指定した検索による自身の営農地域に合わせたネット情報:16.8%


●入手した気象情報の営農への活用
気象情報のみで当面(1週間程度先まで)の営農作業を計画:55.6%
生育状況や市況情報等と組み合わせて、当面の営農作業を計画:19.1%
気象情報のみで当日、翌日の営農作業を計画:18.7%


●市況情報の入手方法
テレビや新聞等の情報:67.2%
自身の栽培品目に合わせたネット情報:29.3%
営農管理システムからの提供情報:9.6%


●生育状況の把握方法
日々のほ場の見回り:94.4%
過去の生育状況の写真との比較:16.6%


●把握した生育状況の営農への活用
気象状況や技術情報等と組み合わせて、当面の営農作業を計画:43.9%
生育状況のみで当面(1週間程度先まで)の営農作業を計画:33.4%
篤農家や普及指導員等に相談して営農作業を計画:9.9%


●スマート農機の営農への活用
活用していない:84.9%
活用している(共同利用やレンタルを含む):12.0%
自ら保有はしていないが、委託先が活用している:1.8%


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