(農研機構)「水田の貯留機能向上のための生育段階別の適正湛水管理標準作業手順書」を掲載
2021年04月02日
農研機構は、「水田の貯留機能向上のための生育段階別の適正湛水管理標準作業手順書」を作成、ホームページに掲載した。
水田の排水口に簡単な器具を取り付けることで、水田に雨水を一時的に貯留する「田んぼダム」の機能が発揮される。本成果では、この機能を活用するため の水位管理器具を開発した。同時に、水稲が冠水に強い/弱い時期を実証試験で明らかにし、水田に大きな 被害を出さないための許容湛水の条件を示した。大雨時に、許容範囲内で水田に雨水を貯留し、貯まった水をゆっくりと流出させることで、下流域に対して急激な水位上昇を抑える洪水軽減効果が期待される。
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