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2020年農林業センサス結果の概要(概数値)(令和2年2月1日現在)

2020年11月30日

農林水産省は、2020年農林業センサス結果の概要(概数値)を公表した。


●全国の農林業経営体数(令和2年2月 1 日現在)は109万2千経営体で、5年前に比べ31万2千経営体(22.2%)減少。 このうち、農業経営体は107万6千経営体、林業経営体は3万4千経営体となり5年前に比べそれぞれ30万2千経営体(21.9%)、5万3千経営体(61.2%)減少した。


●農業経営体のうち、個人経営体は103万7千経営体で、5年前に比べ30万3千経営体(22.6%)減少した一方、団体経営体は3万8千経営体で1千経営体(2.6%)増加した。
団体経営体のうち法人経営体は3万1千経営体で、5年前に比べ4千経営体増加した。この結果、団体経営体に占める法人経営体の割合は80.1%となった。 また、法人経営体の内訳をみると、会社法人は2万経営体、農事組合法人は7千経営体となり、5年前に比べそれぞれ3千経営体、1千経営体増加した。


●経営耕地面積規模別に農業経営体数の増減率をみると、5年前に比べ北海道では100ha以上層で、都府県では10ha以上層で農業経営体数が増加した。


●農業経営体の経営耕地面積規模別に経営耕地面積の集積割合をみると、10ha以上の農業経営体が55.7%を占め、5年前に比べて8.1ポイント上昇した。
経営耕地のある農業経営体の1経営体当たりの経営耕地面積は3.1ha(北海道30.6ha、都府県2.2ha)で、5年前に比べ21.5%(北海道 15.5%、都府県19.3%)増加した。


●農産物販売金額規模別に農業経営体数の増減率をみると、5年前に比べ3,000万円以上層で農業経営体数が増加した。


●農産物販売金額1位の部門別に農業経営体数の構成割合をみると、稲作が55.5%となり、5年前に比べ1.9ポイント下降。また、果樹類、施設野菜がそれぞれ5年前に比べ0.9ポイント、0.5ポイント上昇した。


●農産物販売金額1位の出荷先別に農業経営体数の構成割合をみると、農協が64.3%、次いで農協以外の集出荷団体が9.7%、消費者に直接販売が8.9%となった。 また、5年前に比べ農協が1.9ポイント下降し、農協以外
の集出荷団体が1,0ポイント、小売業者が1.5ポイント上昇した。


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