(農研機構)適切な環境で保存すると、種子の寿命はどのくらい?-30年間の保存と発芽試験の結果から、長持ちする種子が判明-
2020年11月20日
農研機構は、昭和60年から農業上重要な植物の種子等を保存するジーンバンク事業を行っている。
今回、-1℃、湿度30%という保存に適した環境条件で保存していた種子について、30年間にわたり5年おきに発芽率を直接調べ、その結果から主要な50種8万点の種子寿命を推定した結果、一定以上の発芽率(※)を維持できるおおよその期間はダイズで15年、コムギは20年、トマトは30年、ソバは70年、キュウリは130年などと推定された。
※ 保存開始時の発芽率の85%以上。おおむね60~85%
詳細はこちらから