(農研機構)世界の穀物生産における温暖化への適応費用を試算
2020年10月05日
農研機構を中心とした研究グループは、生産費用と収量の関係をもとに、気候変動(地球温暖化)が世界の主要穀物の生産に及ぼす影響とその適応に要する費用を試算した。
対工業化以前2℃の上昇では、温暖化がない場合と比較して世界全体の生産額は年間800億ドル相当減少し、このうち610億ドルについては投入資材を追加するなどの適応を図ることで被害の軽減が可能であるものの、対処しきれずに生じる生産被害が190億ドルであると推定された。
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