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米に関するマンスリーレポート(令和2年8月号)の公表

2020年08月11日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した
「米に関するマンスリーレポート(令和2年8月号)」について取りまとめた。


●令和2年6月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差+23万tの154万tとなっている。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差+8万t、販売段階で+14万tとなっている。
●令和2年産の6月末現在の事前契約数量は前年▲9.4万tの72.2万tとなっている。元年産の荷動きが鈍い中、契約のスピードは進んでいない状況。
●令和元産米の令和2年6月の相対取引価格は、全銘柄平均で15,642円/60kgとなり、前月より▲135円、出回りからの年産平均価格は前年産+47円の15,735円/60kgとなったところ。
●米穀機構の米取引関係者の判断に関する調査(令和2年7月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は対前回調査比+2ポイント、見通し(向こう3カ月)判断は+3ポイント。米価水準の現状判断は対前回調査比 ▲3ポイント、
見通し(向こう3カ月)判断は+5ポイント。
●米穀機構が公表している「米の消費動向調査」(令和2年6月分)によると、1人1カ月当たりの精米消費量は、前年同月比+4.2%。このうち、家庭内での消費量は前年同月比+5.9%、中食・外食では+0.5%
●精米購入時の動向について、入手経路は「スーパーマーケット」が最も多く、次いで「家族・知人などから無償で入手」、「インターネットショップ」の順。精米購入経路別の購入単価は、 「インターネットショップ」 が最も高く、次いで「生協」、「米穀専門店」の順。令和2年6月の家庭内の月末在庫数量は、6.6kgとなっている。
●総務省が公表している小売物価統計によると、令和2年6月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、コシヒカリで対前年同月比▲2.6%の2,395円。コシヒカリ以外の銘柄の平均では、対前年同月比+0.7%の2,249円。
●令和2年6月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月比▲8円(▲0.4%)、対前年同月比+64円(+3.2%)の2,070円。


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