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米に関するマンスリーレポート(令和元年9月号)の公表

2019年09月12日

●平成30/令和元年(平成30年7月から令和元年6月までの1年間)の需要実績は、前年(740万t)から6万t減少し、734万tとなった。
●令和元年6月末民間在庫量は、前年から1万t減少し、189万tとなった。
●和元/2年の需要見通しについては、平成30年11月の基本指針において採用した下記手法により算出し、726万tと見通す。
●令和元年6月末民間在庫量189万tに、平成30年11月の基本指針で設定した生産量718~726万tを加えた供給量の計は907~915万t。この供給量から令和元/2年の需要見通し726万tを差し引くと、令和2年6月末
民間在庫量は180~188万tの見通し。
●平成30年産米の集荷数量は、対前年同月比▲4.6万tの285万t。契約数量は、対前年同月比▲1.4万tの278万tで、契約比率は、対前年同月比+2%の98%。販売数量は、対前年同月比▲3.3万tの221万tで、販売比率は、対前年同月比+1%の78%。
●平成30年産において事前契約を行っている都道府県は38道府県、うち複数年契約を行っている都道府県は23道県。また、平成29年産と比べて事前契約数量が増加した都道府県は21県。
●令和元年7月末の出荷及び販売段階におけるうるち米の在庫は、対前年同月比▲3万tの99万tとなっている(速報)。
●平成30年産米の令和元年7月の相対取引価格は、全銘柄平均で15,716円/60kgとなり、出回りからの年産平均価格は前年産+91円/60kg。
●平成29年産米と平成30年産米の価格帯別平均価格を比較すると、平成29年産の価格が60kg当たり16,000円以上の銘柄は▲126円、14,000円未満の銘柄は+705円。
●産地銘柄ごとでは、「愛媛県産ヒノヒカリ」が最も上昇しており、次いで「愛媛県産あきたこまち」、「愛媛県産コシヒカリ」という状況。

●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(令和元年8月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は対前月比-5ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は-9ポイント。
●米価水準の現状判断は対前月比 +1ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は-1ポイント。


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