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米に関するマンスリーレポート(令和元年7月号)の公表

2019年07月09日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和元年7月号)」について取りまとめた。


●平成30年産米の産地別契約・販売状況(累計、うるち米、令和元年5月末現在・速報)は、集荷数量は、前年同月と比較して▲7.1万tの280万t。契約数量は、前年同月と比較して▲2.1万tの265万t。契約比率は95%。販売数量は、前年同月と比較して▲3.9万tの174万t。販売比率は62%。
●令和元年産の令和元年5月末現在の事前契約数量は対前年同月差+20万tの85万t、うち複数年契約数量は+17万tの81万tとなっている。
●事前契約数量は、近年増加傾向にあり、平成30年産では対29年産比6%増の145万t、また令和元年産では85万tとなっている(令和元年5月末現在)。
●令和元年産の事前契約数量は対生産年1月+12万t(令和元年5月末現在) 。
●令和元年5月末の出荷及び販売段階におけるうるち米の在庫は、対前年同月比▲5万tの162万tとなっている。
●平成30年産米の令和元年5月の相対取引価格は、全銘柄平均で15,732円/60kgとなり、出回りからの年産平均価格は前年産+93円/60kg。
●平成29年産米と平成30年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成29年産の価格が60kg当たり16,000円以上の銘柄は▲130円、14,000円未満の銘柄は+716円。
●産地銘柄ごとでは、「愛媛県産ヒノヒカリ」が最も上昇しており、次いで、「愛媛県産あきたこまち」、「愛媛県産コシヒカリ」という状況。
●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(令和元年6月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は対前月比+4ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+3ポイント。
●米価水準の現状判断は対前月比±0ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+1ポイント。
●総務省が公表している小売物価統計によると、令和元年6月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、単一原料米(コシヒカリ)で、対前年同月比±0の2,460円。
●単一原料米(コシヒカリ以外)は、対前年同月比+0.5%の2,233円。
●令和元年5月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月比▲8円(▲0.7%)、対前年同月比▲29円(▲1.7%)の2,011円。


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