米に関するマンスリーレポート(令和元年5月号)の公表
2019年05月13日
●平成30年産米の産地別契約・販売状況(累計、うるち米、平成31年3月末現在・速報)は、集荷数量は、前年同月と比較して▲8.4万tの275万t。契約数量は、前年同月と比較して+2.7万tの251万tで、契約比率は91%。販売数量は、前年同月と比較して▲5.5万tの127万tで、販売比率は46%。
●令和元年産の平成31年3月末現在の事前契約数量は対前年同月差+19万tの78万t、うち複数年契約数量は+17万tの76万tとなっている。
●事前契約数量は、近年増加傾向にあり、平成30年産では対29年産比7%増の147万t、また、令和元年産では78万tとなっている(平成31年3月末現在)。
●平成31年3月末の出荷及び販売段階におけるうるち米の在庫は、対前年同月比▲4万tの230万tとなっている。
●平成30年産米の平成31年3月の相対取引価格は、全銘柄平均で15,722円/60kgで、出回りからの年産平均価格は前年産+90円/60kg。
●平成29年産米と平成30年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成29年産の価格が60kg当たり16,000円以上の銘柄は▲142円、14,000円未満の銘柄は+784円。
●産地銘柄ごとでは、「愛媛県産ヒノヒカリ」が最も上昇しており、次いで、「愛媛県産あきたこまち」、「愛媛県産コシヒカリ」という状況。
●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(平成31年4月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は対前月比-2ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は-2ポイント。
●米価水準の現状判断は対前月比+1ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+1ポイント。
●総務省が公表している小売物価統計によると、平成31年4月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、単一原料米(コシヒカリ)で、対前年同月比▲1.3%の2,443円。単一原料米(コシヒカリ以外)は、対前年同月比▲
0.5%の2,229円。
●平成31年3月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月比▲3円(▲0.2%)、対前年同月比▲32円(▲1.6%)の2,024円。
詳細はこちらから