米に関するマンスリーレポート(平成30年10月号)の公表
2018年10月11日
農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(平成30年10月号)」を取りまとめた。
●平成30年産水稲の作付面積及び9月15日現在における作柄概況は、主食用作付見込面積は138万6,000ha、10a当たり予想収量は533kgの見込み。
●平成30年産の水田における作付状況(平成30年9月15日現在)は、都道府県ごとの増減があるものの、概ね前年と同水準の138.6万ha。飼料用米及び備蓄米の作付面積が減少する一方、新市場開拓用米が増加。その他の戦略作物については、総じて前年並みとなった。
●平成30年8月末現在の平成29年産米の集荷数量は、291万t。
●契約数量は、対前年同月比▲14万tの285万t。契約比率は98%。
●販売数量は、対前年同月比▲10万tの248万t。販売比率は85%。
●平成30年8月末の出荷及び販売段階における在庫は、対前年同月比▲1万tの87万tとなっている
●平成29年産米の平成30年8月の全銘柄平均価格は、対前年同月比+1,225円/60kgの15,683円/60kg。
●平成28年産米と平成29年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成28年産の価格が60kg当たり15,000円以上の銘柄は+623円、13,000円未満の銘柄は+1,548円。
●産地銘柄ごとでは、「茨城県産ゆめひたち」が最も上昇しており、次いで、「茨城県産あきたこまち」、「秋田県産ひとめぼれ」という状況。
●米穀機構が公表している米取引関係者の判断に関する調査(平成30年9月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は対前年比+5ポイント、見通し(向こう3ヶ月)判断は+6ポイント。
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