「平成30年度病害虫発生予報第6号」の発表
2018年08月09日
農林水産省は、平成30年度病害虫発生予報第6号を発表。
向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)については以下の通り。
●水稲では、斑点米カメムシ類の発生が南東北、北関東、東海及び近畿の一部の地域で多くなると予想されている。水田の観察を行い、発生状況に応じて防除を実施。なお、水田周辺雑草の除草は本虫の発生量の抑制に効果的だが、出穂期直前の除草は、本虫の水田への侵入を助長し被害を増加させるおそれがあるため、出穂期の10日前までに完了する。
●野菜類では、シロイチモジヨトウの発生が北陸、東海、近畿及び四国の一部の地域で多くなると予想されている。ほ場内の発生状況に注意しつつ、適期に防除を実施する。
●果樹では、果樹カメムシ類の発生が東海、近畿、四国及び九州の一部の地域で多くなると予想されている。本虫の飛来状況は地域や園地により異なるので、園内を注意深く観察し、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施。このほか、なしのハダニ類等、地域によっては発生が多くなると予想されている病害虫があるので、注意する。
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