農研機構革新工学センターが組織体制を刷新
2018年04月25日
農研機構革新工学センターは、本年4月1日に組織体制を刷新した。
●民間企業・研究機関・農業者等の連携による国際競争性を有した農業機械の開発促進に向けて、戦略統括監の下に戦略推進室等を設置して、連携機能を強化する。
●安全鑑定として実施してきた検査を安全性検査として継続実施するほか、新たにロボット農機の安全性検査、自動化技術等の性能評価、通信規格・部品等の標準化・共通化、及びこれらの検査手法等の高度化に係る業務を実施し、これらを担う部署として安全検査部を新設する。
●安全研究を強化するため、これまで実施してきた農作業事故調査・分析、安全性の高い農業機械の開発改良に加え、自動化農機の安全な利用方法に関する研究、及びほ場周辺環境や地域全体を含む安全システム開発を担う部署として、安全工学研究領域を新設する。
●生産体系を変革する次世代栽培システムの核となる技術開発など基盤的な研究を作目横断的に実施するため、これらを担う部署として次世代コア技術研究領域を新設。今後取組を強化するテーマとしては、地域特産物の営農支援を推進するため、少量多品種の栽培体系にも柔軟に対応できる、モジュール型農業機械等を新たに構想し、生産性向上と生産費低減との両立を図る。
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